私が何度か行ったことのあるうどん屋さん。
立ち食いうどんやそば屋さんと比べると少々お高いのですが、とってもお出汁が美味しくて、たまにしか行けませんが私のお気に入りのお店です。
さてさて、突然ですが、
同じアレっ子を持つママ・パパさんも同じだと思いますが、アレっ子連れての外食って結構気を使います。
最初から”この商品は○○アレルギー対応”とホームページで公開しているお店は稀です。
なので、電話やメールで問い合わせるか、実際に足を運んでスタッフさんに質問することになります。
例えば、小麦アレルギーだけど醤油に入っている小麦成分程度ならOKなおにいちゃんの場合、
- おにいちゃんが食べれそうなものが”ありそうな”お店を探す。
- 実際行ってみる。
- 食べてみる。
- 美味しい。
- メニューの中におにいちゃんが食べれそうなものを探してみる。
- いけそうな商品を発見!
- スタッフさんを呼び止めて、『うちの子が小麦アレルギーなのですが、この商品に小麦粉は使用されていますか?あ、お醤油に入っている程度の小麦は大丈夫なんですが・・・。』とお聞きする。
- スタッフさんが調べてくれる。
- 入ってなければ無事家族で来れる!入っている又は入っているかどうか不明の場合は見送り。
過敏なアレルギー体質の子の場合、ここから”原因アレルギー物質が付着した調理器具で調理しているか”などのコンタミ情報も必要になってきます。
問い合わせ方法として先程も書いたように、”メール””電話””お店で直接”の3パターンあると思いますが、私の場合遠方でなければ直接お店に伺います。
理由としては、
- メールの場合、アドレスを持っているかどうかわからない。
- メールの場合、迷惑メールとして自動処理される可能性がある。
- メールの場合、受け手側の得手不得手がありそう。
- 電話の場合、出来るだけ迷惑がかからない時間帯に電話したいけど、それが営業時間前なのか営業時間中なのか、営業時間後なのかがわからない。
以上の理由で私は実際訪問してイチお客として質問するようにしています。
営業時間中なので、手が空いてるわけじゃないですが、店内の様子もわかりますし、お金払ってるということでちょっとは申し訳なさを紛らわせますし、質問のタイミングが見測れるというのが理由です。
正直正解はわかりません(汗)
ただ、どちらにしてもご迷惑をおかけしてると思うので、どんな回答であれ質問後は出来る限り全力で感謝と謝意を伝えるようにしています。
うどん屋さんのお話に戻ります。
おにいちゃんが園に行っている、とある日。
お昼どうする?と妻さんに聞くと
『釜くらに行きたい。paypayあるし。』
と。
paypayに関して全くの無知なのでそこはスルーしましたが、、、
よっし!どうやら釜くら行ける!!
ということで、12時前に店内に着くとメニューを一読。
この釜くらさん、スタンダードなおうどんもありますが、”肉つけ麺””ゆず塩炙り肉うどん””坦々うどん””赤ちゃんうどん”など、今風なおうどんも取り揃えており、どれもバツグンに美味いんです!!
私は”梅わかめうどん&玉子丼”、妻さんは”あげもちうどん”、食物アレルギーが無いちびちゃんは”赤ちゃんうどん”。
うまいわ~~。
お出汁うまいわ~~。
食レポできませんが、とにかく美味いです。
妻さんのあげもちうどんも、
『今までで食べたお餅で一番美味しいかも』
と、餅マニアの妻さんが言っていました!
赤ちゃんうどんは、わかめとナルトが入ったうどんなんですが、うどんと同時に取り分け皿・赤ちゃん用のスプーンとフォーク・そしてうどんを切る専用のプラスチックのハサミを提供してくれました。
プラスチックバサミは本当に助かります!
あと、全てのうどんで共通してるのだと思いますが、塩味については”薄め”の要望ができるそうで、これも赤ちゃん連れとしては助かります!
私もうまいうまいと食べつつ、メニューを見ていると
ん?玉子丼と炙り肉牛丼、、、
おにいちゃんイケるんじゃね?
早速、店内の様子を見ながらスタッフさんに、
『うちの子が小麦アレルギーなのですが、玉子丼と牛とじ丼に小麦粉は使用されていますか?あ、お醤油に入っている程度の小麦は大丈夫なんですが・・・。』
とお聞きすると、すぐご店主に事情を報告してくれ、その後ご店主が調味料の確認。
目からレーザーが出るのではないかというくらい慎重に確認してくれていたそうです。(私は背を向ける席にいたので妻さん談)
営業中だというのに本当に申し訳ない・・・
その後、ご店主自ら私たちの席に来られ、使用している調味料と小麦について詳しく教えて頂きました。
小麦については調味料に混ざっているような微少な程度。
にいちゃん、どうやら、、、
玉子丼、牛丼食べれるよーーーーー
パッと見のご店主は”仕事に厳しく職人気質の厳格な方”という印象でしたが、なんとも物腰柔らかく柔和なお方でした!!
ご説明いただいた後、少しだけお話しさせていただいたのですが、食物アレルギーにとてもご理解のある方のようです。
会計を終え、”ごちそうさまでした”と”ありがとうございました”を伝えて帰りの車で妻さんと
『おにいちゃんの行けるお店一つ増えたねー』
『いい人だったよね~』
『おにいちゃんの行けるお店一つ増えたねー』
『いい人だったよね~』
『おにいちゃんの行けるお店一つ増えたねー』
『いや~いい人だったよね~』
の繰り返し
もちろんこちらのうどん、バツグンに美味しいのですが、私も妻さんもなんかお店自体に感激スイッチが入ってしまったみたいで。
アレっ子がいるとなかなか難しい外食ですが、こうやってコツコツと自身で情報収集していると、家族で行けるお店の情報と一緒に”人の優しさ”にも触れることができます。
食物アレルギーについて”これからどうなるんだろう?”と家で思い悩むこともありますが、外に出てみるとその思いに共感してくれるお店屋さんが必ずいて、その店の方と会話することでコリ固まった肩の力がスーッと抜けることがあります。
そんなお店をこれからも食物アレルギーっ子のママ・パパにご提供できればと思っています。
『こんなお店あったよ!!』という情報提供の方もぜひぜひお願い致します
広島県内、県外どちらでも構いません!!
情報はコチラからお願いします!!
うどんの釜くら
住所:広島県安芸郡府中町大須4-6-6 1F
電話番号:082-283-4788
定休日:不定休
駐車場:店前に3台分あったのは確認
コロナ対策:対策されていました。
備考:お持ち帰りもありました。
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