コンタミ(コンタミネーション)について

子供が食物アレルギーであることが発覚した時、原因となる食物を取り除く事以外に、気をつけないといけないのが、コンタミ(コンタミネーション)です。
直訳すると『汚染』なんだそうですけど、食物アレルギー関連で使われる場合は”混入”として使用されていると思います。
おにいちゃんの場合、醤油に入っているようなごくごく少量の小麦成分ではアレルギー症状は出ませんが、過敏な方は空中に舞う小麦(その他のアレルギー原材料も同様)でもアレルギー症状が出るケースもあるようです。
そういった方の場合、いくら単品の食品にアレルギー症状がでる成分が入っていなくても、その食品が製造された過程で混入していしまうと症状が出てしまいます。


大きな食品加工会社(日本ハムなど)や食品販売会社の場合は、商品に『この商品は○○(特定原材料やそれに準ずるもの)を含む製品と共通の設備で製造しています』や『特定原材料7品目(卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに)を使用しない専用工場等で製造しています。』など記入されていますので、よくよく確認してみてください。

また、外食時のお話。
おにいちゃんは小麦アレルギーなのでそれを例にとらせてもらいます。
とある観光地に行こうと計画を立てたのですが、いつものようにおにいちゃんのご飯をどうするか悩みます。
たまには外食がいいなということで、その観光地周辺を検索してみると『そば粉十割のおそば』が人気のお店を発見!
おそばはあれこパパもママも好きだしおにいちゃんは麺類大好きなので即決定!
しようとしたのですが、コンタミの文字が頭をよぎったため一応電話連絡してみたところ、二八そばと同じ茹で窯を使用しているとのこと。
少量の小麦は大丈夫だとはいえ、十割そばがどれだけ小麦成分を吸収するか分からないし、外出先で酷いアレルギー症状が出たらあれこパパもママも周囲のお客さんもおそば屋さんも大パニックなること間違いないし、エピペンできれば打ちたくないし・・・。
というわけで、別のお店にする事になりました。

スーパーなどで販売されている食品に関しては、食物アレルギーの表記がどんどん細かくなっていて買う側で確認できるようになっているのですが、外食の場合は確認がなかなか難しいです。
お子さんに過敏な食物アレルギーがある場合は、勇気をもって直接電話なりメールで問い合わせてみてください!
親身に相談にのっていただけるお店もいっぱいあります。
ただ、電話での問い合わせの場合は、スタッフさんがバタバタしてる可能性があるので、出来る限り丁寧かつ簡潔にお尋ねしましょうね。

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