経口減感作療法の始まり(食物アレルギー発覚!その3)

経口減感作療法の始まり(食物アレルギー発覚!その3)
前回記事『経口減感作療法について(食物アレルギー発覚!その2)』のつづきです。

にいちゃんの経口減感作療法の始まりは、まずは卵から。
ただ、卵といっても卵白と卵黄ではアレルギーの種類が違います。
卵の中でも比較的アレルギー数値の低かった卵黄からの開始です。

まず、私たちがいつもお世話になっているクリニックで経口減感作療法の診療の予約を取ります。
そして予定日までに茹でた卵黄を持ってクリニックに伺い、微量の卵黄を与えて先生の監督下の元で2~3時間過ごすそうです。
“過ごすそうです”というのが、クリニック通いは妻さんが担当してくれてるのでマタギキなんです(汗)スイマセン。
卵黄を与えた後はDVDやおもちゃのある部屋で待機するらしいのですが、一つの部屋に子供と2~3時間居続けるのはナカナカの苦行らしいです(汗)
ただ、同じ時間帯に経口減感作療法の治療を受けたママと相席になる事があるらしく、その時はアレルギー談義に花が咲くそうです(笑)
2~3時間後、先生の診断で問題なさそうであれば、先生指定の卵の量を毎日与えていきます。

私は何をするかというと、ゆで卵黄作り!
これまた結構ハードでして、普通にゆで卵を作ればいいのですが、ちょっとした工夫?も必要になります。

・まず卵をゆでる
・ゆで上がったら取り出す
・取り出したゆで卵は水で冷やさない←ここ重要!
・アチチアチチ言いながら殻をむく
・アチチアチチ言いながら卵白を割って黄身を取り出す
・ひとまずここで取り出した黄身を冷ます
・冷めた黄身を1/4または1/8ずつに切り分ける
・切り分けた黄身同士がひっつかないよう冷まして、その後は冷凍庫に備蓄

取り出したゆで卵を水で冷やさない!放置して冷やさない!
これは卵の性質が関係しているらしく、ゆでた卵を冷やしてしまう(放置しておく)と、卵白の成分がドンドンと卵黄に浸透してしまうからなんだそうです。
これだと何のために卵を別々にして治療してるかわからないので、卵が熱いうちに卵黄を取り出さないといけないんです。

こんな作業をあれこパパは数日に1回作業します。
そしてにいちゃんに毎日指定の量の卵を食べてもらうわけです。

私たちの食物アレルギー奮闘はこんな感じで始まりました!

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