アナフィラキシーショックで救急搬送(その1)

この記事の内容は、2021年4月頃のお話です。

年少さんから始めた小麦の経口減感作療法

わが家のにいちゃん、年少さん途中から小麦の経口減感作療法として0.3gをほぼ毎日与え続けていました。
年長さんになった今、0.3g→6.0gまで増やすことができました。
わが家では茹でたうどんの乾麺を与えていたのですが、6.0gって数字以上に見た目多くて、「あ~、このまま進んでくれたらいいなぁ」なんて希望も含めて思っていた矢先にアナフィラキシー症状が出てしまいました。

アナフィラキシーの症状

今思い返すと午前中から「ちょっとお腹いたいかも」なんて事を言っていました。
その日出かける予定があったため、家を出る前にいつもの6.0gのうどんを与えて20分くらい経った頃・・・。
にいちゃんが「なんかかゆい」と言いだし、掻く範囲が手からお腹、顔、頭皮に広がったころ『これはただ事じゃない』と判断した私たちはまずセチリジン(アレルギー症状を抑えてくれるお薬)を与えて様子をみました。
しかし、かゆみが引く事はなく、呼吸も荒く、顔もどんどん赤黒く変色。
にいちゃん、はぁはぁ言いながら泣きだしてしまいました。
「なんかかゆい」からここまで20分~30分くらいだったと思います。

エピペン注射

これはまずい!と家に常備していたエピペンを手に取り、太ももの側面に私がパチンッ!と投与。

ママ『え!?』
私『・・・え!?』

ママ『ちゃんと刺さんと!』
私『・・・え!?』

実は私、エピペン注射の講習を受けておらず、エピペンの使い方を勘違いしていました。
私は太ももの側面(外側)に押し付けて、パチンッと鳴った瞬間にエピペンを太ももから外してしまったのですが、正しくは押し当ててパチンッとなった後も数秒押し付け続けないといけなかったんです。
エピペンは一家に何個も持つことが許可されないもので、わが家には再度打つエピペンはもうありません。
エピペン注射を失敗したと理解した後、すぐさま119番に電話しました。

エピペン注射失敗してからの救急搬送まで

119番に電話して、これまでの経緯と現状を伝えました。

  • にいちゃんの年齢
  • アナリフィラキシー症状が出ている事
  • ○時○分にセチリジンを与えたが回復し無かった事
  • ○時○分にエピペンを投与したが失敗してしまった事

以上を伝えると、『すぐに救急車を手配します』となりました。

え!?救急車??

電話先の方が言うには”エピペンを使用するほどの症状”=”救急車”なのだそうです。これはエピペン投与の失敗成功関係なくだそうです。

『救急車がくる』

“にいちゃんの症状”に加えて”エピペン投与失敗”&”119番コール”でもう夫婦二人とも脳味噌シャバシャバの状況で【救急車来宅】。
どうする?なにする?何が必要?
保険証?いる!子ども医療費なんたらかんたら証は?いる!着替えは?・・・とりあえずいらない!お金は?いらない!いや、いる!いる?いる!母子手帳は?・・・???持ってっとこう!

ぴーぽーぴーぽー

はやっ!

つづき『アナフィラキシーショックで救急搬送(その2)』

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