※この記事は、2025年6月に訪れた際の体験をもとにまとめています。料金・営業時間・提供内容・サービス・アレルギー対応状況などは変更される場合があるため、利用前に公式サイトや施設・店舗へ最新情報をご確認ください。
由布島水牛車観光を子連れで体験

マングローブカヌーと滝壺で午前中に体力を使い果たしたわが家。
「午後もツアーとか、正直しんどくない?」と内心思っていたのですが、由布島の水牛車と聞いて子どもたちのテンションはむしろ上がっていました。
由布島といえば、海の浅瀬をのっしのっしと歩く水牛車。
石垣島・西表島の旅行情報でよく見るあの光景です。
実際に行ってみると、水牛車に乗るだけじゃなく、水牛たちがのんびり休んでる池があったり、オオゴマダラが優雅に飛んでたり、かつて小学校があった跡地があったり。
思ってたより「歩いて楽しむ島」でした。
ただし。
真夏の由布島、なめてました。
「小さい島だし、サクッと回れるっしょ」と思っていたのに、気づけば家族全員「もう無理〜」と言いながらカフェを目指して彷徨っていました。
この記事では、子連れで由布島水牛車観光を体験した流れと、実際に歩いて分かった「暑さ、本気で舐めたらだめ」という教訓についてまとめます。
由布島とは?
由布島は、西表島のすぐ近くにある小さな島。
西表島側の対岸から、浅瀬の海を水牛車で渡る観光で知られています。
島内は南国の植物に囲まれた散策コースになっていて、水牛が過ごす池や蝶々園、由布島小学校跡地、マンタの浜などを歩いて回れます。
今は観光地として知られていますが、以前はここで人が暮らし、小学校もあったそうです。
由布島に人の暮らしがあったことを知ると、小学校跡地もただの観光スポットとは少し違って見えてきます。
私たちは、マングローブカヌーとピナイサーラの滝壺を巡る午前のツアーに続いて、午後から由布島水牛車観光に参加しました。
シャワーでさっぱり、由布島ツアーへ
午前中の西表島マングローブカヌー&滝壺ツアーを終え、一度ツアー会社へ戻ります。
ツアー会社では、石垣島へ戻る組、そのまま飛行機に乗る組と、それぞれの予定に合わせて一時解散。
わが家はここでシャワーを借り、カヌーとトレッキングでかいた汗と川の水を洗い流してさっぱり。
カヌーとトレッキングでかなり汗をかいていたので、午後の観光前にシャワーを浴びられたのはありがたい。
準備が整ったところで、由布島水牛車観光ツアーがスタート。
引き続き、午前中カヌーと滝壺を案内してくれたガイドのお兄さんが同行してくれます。
車で由布島の対岸へ。途中で座礁船に遭遇
ツアー会社を出発し、車で対岸へ向かいます。
「あれ、見えます?」とガイドのお兄さん。
海岸線に突然現れたのは、座礁したまま朽ちた大きな船。
車を降りて少し眺めました。
あとで調べると「鉄栄丸」と呼ばれている船のようですが、こんな光景も普段目にすることないですよね。
由布島へ向かう道中の、ちょっとしたミステリースポットになりました。


水牛車に揺られて、いざ由布島へ

兄ちゃん、もうガイドのお兄さんにベッタリ笑

対岸に着いたら、ガイドのお兄さんはここでお留守番。
ここから先は水牛さんにバトンタッチです。

のっし、のっし。

水牛が浅瀬を一歩ずつ踏みしめて進む速度は、フェリーやカヌーとはまったく違うのんびりさ。
10〜15分ほどの、海の上のスローモーション体験です。

隣を進んでいた別の水牛車からは三線の音色が。
「あ、うちも弾いてくれるかな」と期待していたのですが……わが家の水牛車は終始無音。
三線、必ず弾いてもらえるわけではないようです(残念)。
でもそれを差し引いても、水牛のペースで海を渡る時間そのものが十分に贅沢でした。
由布島到着!滞在時間は約1時間半
由布島に上陸したら、まず地図をゲット。

「よし、この地図見ながらのんびり回るぞ〜」なんて余裕をかましていたのは、この時点までの話。
ツアーの内容や当日の予定によって変わると思いますが、主要な場所を歩いて回り、途中で休憩や買い物もするとなると、のんびりしているようで意外と余裕はありません。
特に暑い日は、子どもの歩く速度や休憩時間も考えながら、見る場所を決めたほうがよさそうです。
水牛の池で、お仕事終わりの水牛たちを見学
島内に入って最初に見たのは、水牛たちが過ごしている池。
さっきまで自分たちを乗せて働いていた水牛が、ここでは水に浸かってすっかりオフモードです。
近くで見る水牛は思っていた以上に大きく、水牛車を引いているときとはまた違う、ちょっと気の抜けた表情に子どもたちも興味津々でした。
水牛車に乗ることだけでなく、水牛そのものに興味がある子どもなら、この場所も十分楽しめると思います。
蝶々園でオオゴマダラに遭遇
続いて向かったのは蝶々園。

大きな羽でひらひら……というよりゆっさゆっさと飛ぶオオゴマダラに、子どもたちの目が釘付けになりました。
普段身近で見る蝶とは大きさも飛び方もまったく違ってなかなかの迫力。
そしてなんと、羽化の様子も見られます♪
※虫が苦手な人は、写真の閲覧にご注意ください。

ただし。
ここで異変に気づきます。蝶々園の中、気温も湿度もとても高い。
屋根があるので一見涼めそうに見えるのですが、涼しさゼロ。
むしろサウナに片足突っ込んでる感覚です。
由布島小学校跡地
汗だくになりながら次に歩いていくと、由布島小学校の跡地があります。
今の由布島は水牛車と南国植物の観光地、という印象が強かったので、「ここに学校があって、子どもたちが通ってたのか」と知ると、その場所の見え方が変わります。

詳しい歴史を調べながら歩いたわけではないのですが、由布島が最初から観光のためだけに整備された島じゃなく、人の暮らしがあった場所なんだと感じられるスポットでした。
マンタの浜まで、意地で歩く
さらに足を伸ばしてマンタの浜へ。
水牛車の乗り場とは反対側にある海辺です。
名前にマンタと入っているので身構えていましたが、マンタが見られるわけではなく、由布島の端まで歩いた先に広がる海の景色を楽しむスポット、という感じでした。
水牛車のイメージが強い由布島ですが、島の反対側まで歩くとまた違う海が見られます。

小さな島でも、真夏の由布島は本気で暑い
由布島は歩いて回れる小さな島。
だから散策自体はそれほど大変じゃないだろう、と思っていました。
甘かったです。
蝶々園も果樹園エリアも気温・湿度ともに高く、一度散策コースへ出てしまうと、気軽に涼める室内も自販機もそう都合よく現れてくれません。
歩く範囲そのものは狭いのに、直射日光と湿度のダブルパンチで、思っていた以上に体力を持っていかれます。
「どこかで飲み物を……」
地図を片手にカフェを目指し始めたのですが、この地図がまた分かりにくい。
「カフェどこ…?」
「もう無理〜」
「ほんまに暑い…」
家族全員でぶつぶつ言いながら、ヒーヒー歩く羽目になりました。
小さな島だから大丈夫、と油断せず、散策コースに出る前に水分補給と飲み物の確保をしておくことを強くおすすめします。
島内を全部見ようとがんばるより、子どもの体調と暑さを見ながら見る場所を絞るくらいでちょうどよかったな、と後から思いました。
カフェでジェラートと由布島コーヒー、秒で消える

暑さの中を歩き続け、ようやくカフェに到着したときの安堵感といったら。

ジェラートとアイスコーヒーを注文。



私は由布島コーヒーを選んだのですが、味をゆっくり確かめる余裕なんてゼロ。喉がカラカラすぎて、味わうというより「補給」でした。
ジェラートもアイスコーヒーも、本当に秒でなくなります。
南国のカフェでのんびり……というより、家族全員にとっての緊急給水所。
それでも、暑い中を歩いたあとの冷たい一杯は、ちょっと大げさに言うと生き返る美味しさでした。
由布島を散策するなら、カフェの場所を先に地図で確認しておくか、歩き始める前に飲み物を用意しておいたほうが安心です。
お土産物屋で、まさかのグルテンフリー唐揚げ粉
カフェで生き返ったあと、お土産物屋を覗いていたら、思いがけない商品と目が合いました。
米粉の唐揚げ粉。

「え、うそ、こんなところにあるん!?」
妻さんと二人、思わず顔を見合わせました。まさか由布島のお土産物屋で出会えるとは。
原材料表示に小麦の記載は見当たりません!
迷う間もなく即購入。
旅行から帰ったあと、実際にこの唐揚げ粉で唐揚げを揚げてみたら……これがめちゃめちゃ美味しい。
なお、商品の原材料や製造環境は変更される可能性があります。食物アレルギーがある場合は、購入時に必ず原材料表示をご自身で確認してくださいね。
再び水牛車に乗って、由布島を後にする
散策と休憩、まさかのお土産購入まで終え、再び水牛車に乗って西表島側へ戻ります。

行きと同じように、水牛がゆっくりと浅瀬を進んでいく感覚。
由布島に着いたときは「これから何が見られるんだろう」というワクワクがありましたが、帰りは島内を歩き倒した疲れもあって、ただただこの揺れが心地よい。
対岸に着くと、待っていてくれたガイドのお兄さんと再合流です。

水牛の厩舎もちらっと見学
由布島から戻ったあと、水牛の厩舎も見ることができました。
観光客を乗せて海を渡っていた水牛たちが、普段どんな場所で過ごしているのかを覗ける、ちょっとしたおまけタイム。

乗って終わりじゃなく、その後の暮らしぶりまで見られたことで、水牛のことがちょっと身近に感じられました。
港へ向かう途中、最後の主役・カンムリワシ登場
由布島観光を終え、車で港へ。
道中ガイドのお兄さんが周りをキョロキョロ。
「うーん…」
どうしたんだろ?
「あ!いた!」

特別天然記念物カンムリワシの姿を発見。
前日、やいま村で飼育されているカンムリワシを見たばかり。
まさか最後の最後で「野生のカンムリワシ」に出会えるとは!
少し距離を取った場所に車を止めて、観察タイム!
飛ぶ?飛ぶんじゃない?――飛んだ!
午前中のマングローブ、滝壺、午後の水牛車ときて、最後の締めが野生のカンムリワシ。
この一日、”西表島ならでは”をしっかり堪能できたのではないでしょうか。
港でガイドのお兄さんとお別れ
港に到着し、朝からまるまる一日案内してくれたガイドのお兄さんとお別れです。
マングローブカヌー、ピナイサーラの滝壺、トレッキング、そして由布島観光。
朝から夕方まで、家族だけではとても実現できない密度の一日を過ごさせてもらいました。
お別れの際、子どもたちの名残惜しそうな姿が、この大冒険にどれだけ”ガイドのお兄さん”が不可欠だったか物語ってるように思います。
予約当初は”面識のない人との家族ツアー”に不安もありましたが、
プロならではの知識量、お人柄、西表島での経験値などなど。
ガイドのお兄さんがいたからこその貴重な1日となりました。
また後日にでもこの旅お世話になったツアー会社さんのご紹介ができればと思います。

西表島を後にし、船で石垣島へ。
朝からずっと体を動かし続けていたので、帰りの船では全員ほぼ無言。座った瞬間に電池切れでした。
それでも、カヌー、滝壺、水牛車と、一日でまったく違う体験を3つも味わえた満足感で、疲れすら心地よく感じるくらい。
いや、やっぱ疲れた…笑
石垣島に戻ったあとは焼肉屋で夕食。




「今日、動きすぎた……」と言いながらも、みんなしっかり完食して宿へ帰りました。
由布島水牛車観光を体験して感じたこと
水牛車に乗ることを主目的にし、島内散策は暑さや子どもの体力に合わせて楽しむ。そのくらいのつもりで訪れると、無理なく満足しやすい場所だと思います。
由布島観光で事前に知っておきたいこと
最後に、わが家が実際に由布島を訪れて感じたことをまとめます。
- 由布島での滞在時間は、わが家の場合は約1時間半
- 水牛車に乗ったことがない人なら、水牛車だけでも貴重な体験になる
- 水牛やオオゴマダラなど、生き物に興味がある子どもにも向いている
- 島内は小さく、歩く範囲そのものは広くない
- 真夏は気温と湿度が高く、歩く距離以上に体力を使う
- 散策に出る前に水分補給と飲み物の確保をしておいたほうがよい
- 島内にはレストランや売店があるが、わが家はレストランのメニューや食物アレルギー対応までは確認していない
- 食事を予定している場合は、利用できるメニューを事前に確認しておくと安心
由布島は、水牛車に乗る体験を中心に、島内の自然や生き物をコンパクトに楽しめる場所です。
ただし、子連れで真夏に訪れる場合は、小さな島だからと油断せず、暑さと水分対策を優先して回ることをおすすめします。
この記事の内容は、わが家が訪れた時点での体験をもとにまとめています。施設の営業状況や商品の原材料、食物アレルギーへの対応状況は変更される場合があります。食物アレルギーがある場合は、かかりつけの医師と相談のうえ、現地でも必ず最新情報と原材料表示をご自身でご確認ください。



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