※この記事は、2022年6月に小麦アレルギーのある子どもと沖縄本島を4泊5日旅行した、わが家の体験をもとにまとめています。店舗のメニュー、原材料、アレルギー対応、施設のサービスなどは変更される場合があります。利用前に必ず最新情報をご確認ください。
※我が家の子どもは小麦アレルギーがありますが、醤油やみりんなどに含まれる微量の小麦成分については、主治医の許可のもと摂取しています。食べられる範囲や対応方針は人によって異なるため、この記事は「わが家ではどう準備し、どう判断したか」という一例としてご覧ください。
食物アレルギーのある子どもとの旅行。
行きたい気持ちはあっても、
- 現地で食べられるものはある?
- 外食するとき、どこまで確認すればいい?
- 食べられるお店が見つからなかったら?
- 離島へ行く日はどうする?
- もしものときの薬や食事は?
こんなことを考え始めると、旅行そのもののハードルが一気に上がります。
わが家もそうでした。
それでも2022年6月、小麦アレルギーのある兄ちゃんを含む家族4人で、沖縄本島を4泊5日旅行しました。
結果として、食事について相談できたお店もあり、現地で食品を購入したり、部屋で食べたり、離島には食事を持参したりしながら旅行することができました。
この記事では、旅行を終えてから振り返って、実際にやっておいて助かったこと、現地で困ったこと、次に行くならまた準備したいことをまとめます。
▶ 旅行そのものを1日ずつ見たい方はこちら
沖縄本島旅行まとめ|子連れ・食物アレルギー家庭の4泊5日体験記
わが家が沖縄旅行でまず考えたのは「食事をどう確保するか」
旅行先を決めたあと、観光スポットと同じくらい気になったのが食事でした。
兄ちゃんには小麦アレルギーがあります。
外食先で毎回食べられるものが見つかるとは限りません。
そこで、わが家では旅行中の食事を大きく3つに分けて考えました。
- お店に確認したうえで外食する
- 食べられる食品を持参・現地購入する
- 必要なら宿で食べられるようにする
最初から「旅行中は全部外食」と決めなかったのが、わが家には合っていました。
旅行前に調べたこと・準備したこと
旅行前には、観光地だけでなく食事や医療面も含めて調べました。
- 食物アレルギーについて相談できそうな飲食店
- 現地で食べられる食品を購入できる場所
- 宿のキッチン・冷蔵庫・電子レンジなどの設備
- 旅行中に持ち歩く薬
- 離島や長時間外出の日に持参する食事
実際には予定通りにいかないこともありましたが、あらかじめ選択肢をいくつか持っていたことで、その場で考え直しやすくなりました。
▶ 旅行前の準備はこちらで詳しくまとめています
食物アレルギーの子どもとの沖縄旅行前に準備したこと
現地到着後、まず食べられる食品を確保した
沖縄へ到着した初日。
ホテルへ向かう前に立ち寄ったのが、食物アレルギー対応食品を扱っていた「かめさん商店」でした。
ここで兄ちゃんが食べられるパンなどを購入。
これが旅行中の朝食などでかなり助かりました。
朝から予定が入っている日に、毎回「今日の朝ごはんどうする?」から始めなくていい。
食べられるものが部屋にあるだけで、わが家としてはかなり動きやすくなりました。
▶ かめさん商店を利用した体験
かめさん商店|食物アレルギー家庭で利用した体験
キッチン付きの宿を選んだのも助かった
今回宿泊したのは、恩納村の「カフー リゾート フチャク コンド・ホテル」。
わが家が泊まった部屋には、簡単な調理ができる設備や冷蔵庫、電子レンジなどがありました。
兄ちゃんは当時、小麦の摂取管理も続けていたため、食事を自分たちで用意できる環境が必要でした。
外食先で食べられるものが見つからなくても、
「最悪、部屋へ戻れば食べられる。」
そう思えるだけでも気持ちが違いました。
冷蔵庫は食品の保存に、電子レンジは持参・購入した食品を温めるのに使用。
洗濯機も、水着や着替えが増える子連れ旅行ではかなり活躍しました。
だから「食物アレルギー家庭なら必ずキッチン付き宿」ということではありません。
ただ、わが家の旅行条件では、キッチン付きの部屋を選んだことがかなり助けになりました。
▶ 宿泊した部屋はこちら
カフー リゾート フチャク コンド・ホテル子連れ宿泊レビュー
外食は「食べられる店探し」より「確認できるか」が大きかった
旅行中、外食も何度かしています。
その中で感じたのは、店名や料理名だけを見ても、兄ちゃんが食べられるかは分からないということでした。
同じ料理でも、味付けや原材料、調理方法はお店によって違います。
そこでわが家が重視したのは、
「兄ちゃんの条件を伝えて、実際に確認できるか」
ということでした。
もちろん、相談すれば必ず対応してもらえるわけではありません。
確認した結果「難しい」と言われることもあります。
それも含めて、わが家が食事を決めるための大事な情報でした。
実際には、当日かなり焦ったこともある
旅行前にお店を調べていても、予定通りにいかないことはありました。
夕方になってから夕食のお店を探して、
- 候補のお店へ電話
- 満席だったり、対応が難しかったりする
- スマホで別のお店を探す
- また電話する
- テイクアウトまで探し始める
- なかなか決まらない
- 父と母の空気が怪しくなる
- 子どもたちまで様子をうかがい始める
- お腹が鳴る
※実話です(笑)
遠いリゾート地の夕方に、これはかなり疲れます。
この経験から、その後は「第1候補がダメならどうするか」まで考えておいた方が、わが家には合っていると感じました。
実際に相談して利用した飲食店
今回の沖縄旅行では、いくつかのお店で食物アレルギーについて相談しました。
ここで紹介するのは、すべて2022年当時のわが家の条件で確認した結果です。
現在の原材料や対応を保証するものではありません。
- 三線の花|初日の夕食で相談した体験
- ふくぎ屋|小麦アレルギーについて確認してタコライスを食べた体験
- The Orange|当日相談して夕食を利用した体験
- レッドロブスター沖縄北谷店|原材料について確認した体験
「このお店なら大丈夫」という一覧ではなく、わが家が実際に何を伝えて、何を確認したかをそれぞれの記事に残しています。
水納島へ行く日は食事を持参した
この旅行では、水納島にも行きました。
本島内の移動と違い、島へ渡ったあとに「やっぱり別のお店へ行こう」と簡単には切り替えられません。
そこでわが家は、その日の食事をあらかじめ用意して持っていきました。
前日に飲み物を凍らせ、保冷バッグへ食事と一緒に入れて持参。
現地で兄ちゃんが食べられるものを探すことに頼らず、自分たちで食事を確保してから島へ向かう方法を選びました。
また、離島へ行くときは食事だけでなく、体調変化があった場合にどう動くかも旅行前に考えました。
▶ 水納島で実際にどう過ごしたかはこちら
水納島を子連れで満喫|海・ジェットスキーと食物アレルギー家庭の離島体験
持って行って助かったもの
旅行を振り返って、特に役立ったのは次のようなものです。
- 普段携帯している薬
- 兄ちゃんが食べられる軽食
- 保冷バッグ
- 凍らせた飲み物
- 持参・現地購入した食品
特に軽食は、予定していたお店が使えなかったときや、食事まで時間が空いたときにも使いました。
「これなら食べられる」というものを少し持っているだけでも、その場で無理に食事先を決めなくて済みます。
行きたい場所だけでなく「食事の位置」も一緒に考えた
旅行計画を立てるときは、どうしても観光地を先に並べたくなります。
でも食物アレルギーのある兄ちゃんとの旅行では、
「この観光地のあと、どこで食べる?」
まで一緒に考えることが大事でした。
わが家では、候補のお店を地図上で確認しておくことで、観光と食事の距離感を見ながら予定を考えました。
それでも予定は変わります。
だからこそ、1軒だけに絞らず、複数の選択肢を持っておく方が動きやすかったです。
4泊5日を終えて|旅行できた理由をひとつには絞れない
今回、兄ちゃんと一緒に4泊5日の沖縄旅行を終えることができました。
でも、
「これさえやれば食物アレルギーがあっても沖縄旅行は大丈夫」
という答えがあるわけではありません。
わが家の場合は、
- 旅行前に食事候補を調べる
- お店へ食物アレルギーについて相談する
- 食べられる食品を持参・現地購入する
- 部屋でも食べられる宿を選ぶ
- 離島へは食事を持参する
- 予定通りにいかなかったときは別の方法へ切り替える
こうしたものを組み合わせながら旅行しました。
そして実際に行ってみると、お店の方に相談できたり、現地で食べられる食品を買えたりして、旅行前には見えなかった選択肢もありました。
逆に、事前に考えていても予定通りにいかず、夕方に夫婦で必死になって食事先を探した日もあります(笑)
そういう成功も失敗も含めて、
「わが家はこうやって沖縄を旅行した」
という実例を残しておくことが、これから旅行を考える家庭の参考になるのではないかと思っています。
▶ 4泊5日の旅行全体はこちら
沖縄本島旅行まとめ|子連れ・食物アレルギー家庭の4泊5日体験記
